辛い分だけ幸せも2倍! 子育て支援グループ ツインクル
一度の妊娠で2人(時には3人以上!?)のお子さんを授かる奇跡!同じ背丈で、お揃いの服を着た双子ちゃんを見ると、微笑ましくなりますよね。でも、実際育てる側は大変!同時に2人のお子さんを育てるのですから…。
今回は、そんな多胎児をお子さんに持つママのサークル“ツインクル”を取材しました。
ツインクルは約15年以上前に結成されたグループで、現在は5組の親子が登録しています。取材当日は3組9名の親子が集まってくれました。この日は、有馬富士共生センターの和室での月2回の座談会の日。お子さんたちを遊ばせつつ、これからの活動について話し合っていました。
リーダーの福井さんは、3歳の男の子&女の子の双子ちゃんと、もうすぐ1才になる次男の3人のママ。副リーダーの辻本さんは、3歳の長男と1歳の女の子の双子ちゃん3人のママ。丸岡さんは、3歳のわんぱく盛りの男の子の双子のママです。
取材中も、一人があっち、もう一人がこっちとてんやわんや!ママの大変さが一目瞭然。きょうだいなら上の子、下の子という年齢に合わせて言葉を選べますが、双子ちゃんには上も下もありません。どちらも対等なのです。
ママたちにお話を伺うと一番大変だったのは、夜の授乳だったとか。授乳も2倍、おむつ換えも2倍…、でもママは一人…。ただでさえ産後の不安定な時期に、ママたちはもっと大変な思いをしていたと想像すると、頭が上がりません。
子どもたちが歩き出してからはもっと大変!好奇心旺盛な2歳時のイヤイヤ期にママたちも「もう、イヤ!!」と何度も思ったことでしょう。
そして、現在の悩みといえば毎日のお買い物…。カートの取り合いに始まり、乗る乗らないのケンカ、追いかけっこにかくれんぼ…と、スーパーはまるでテーマパーク!ママたちは落ち着いて買い物もできないので、宅配を利用したり、時には子どもたちが寝た夜に出かけるそう。
そんな悩みの尽きないママたちですが、双子ちゃんならではの喜びを感じることも。例えば側に大人がいなくても、二人だけで仲良く遊んでいたり、一人が泣いていると、もう一人がヨシヨシと頭を撫でてくれたり…。
いつも一緒にいるのが当たり前の二人だからこそ、お互いの気持が通じるようにわかる。そんな不思議な関係性があるのも双子ちゃんならではですね。
気持ちがわかるからこそ、力になれる!
また、ママ同士も一人で二人を見ることの大変さが分かり合えるからこそ、自然と他の子のサポートもできるのだとか。
「初めての出産・子育てで不安がある中、一度に二人の子どもを育てることはさらに未知の世界。家族や周りの人たちのサポートに支えられていることに、いつも感謝しています。もし、双子を授かったことがわかったら、ぜひツインクルに遊びに来てください。」と福井さんたちは話します。
子育ての喜びは2倍、辛いことは半分こ。
たくましさを持ちつつ、優しい笑顔いっぱいのママたちと、これからの子どもたちの成長がとても楽しなツインクルでした。
子育て支援グループ ツインクル
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フラワータウン市民センター 等 | ![]() |
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第2・4金曜日(変更あり) | |
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10:00~12:00 | |
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月会費 1家族200円(登録時に保険代800円/人が必要) | |
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多世代交流館ふらっと 子育て交流ひろば tel.079-562-8421 |
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http://www.city.sanda.lg.jp/kouryuu/tasedaikuoryuukann-3.html |