注目スクール

子どもたちの可能性を引き出すピアニスト 赤松林太郎さん

コンサート

情報誌Chiffon「地元満喫情報」コーナーで連載コラムを執筆中の赤松林太郎さん。
全国各地でコンサートやレッスンを開催するだけでなく、世界中を飛び回り多忙な日々を過ごされています。

そんな赤松さんが昨年4月に開講した「兵庫三田ピアノアカデミー」は、より高いレベルでの演奏を望む方々を対象に定期的なレッスンを行うピアノ特別クラスです。

この「兵庫三田ピアノアカデミー」は、2010年にスタートした赤松さんの特別レッスンを受講した経験のある生徒さんのみを対象にした定期的なレッスンコース。より戦略的にレベルアップをはかるため、コンクールなどの行事が比較的少ない時期でも積極的にレッスンを開催し、実力アップに励んでこられました。

約1年間のレッスンを経験した生徒さんは、全国各地のコンクールで優秀な成績をおさめてこられました。そして、今年2月、神戸市北区にある北神区民センターありまホールで修了コンサートが開かれ、2部には赤松さんによるミニリサイタルも開催されました。

子どもたちの可能性が見事に開花したコンサート

フィギュアスケートの浅田真央選手について書かれたChiffon春号のコラムで、赤松さんはこのコンサートに込められた思いをこう綴っています。(一部抜粋)

「ステージに立つ表現者の端くれとして、いつも複雑な気持ちになる。私のことはいい。私なりの淵を十分に潜って、自ら職業選択をした。しかし、子どもたちは違う。ほとんどの子はピアニストになれるわけではないのに、物心がつく前からコンクールの渦に巻かれ、ヒートアップする中でピアノに縛られている。しかし、私はその片棒を担いでいる。勝たせてあげたいという気持ちと、一方では可哀想だという相反する感情で、いつも胸の内は苦々しい。

 だからこそ、私はやりたいことをやりたいようにやらせてあげる機会を、彼らの本当の晴れ舞台にしてあげたいと思い、この2月22日に北神文化センターの大ホールでコンサートを企画した(主催:平瀬楽器)。演奏曲も時間も制限なく、それが可能か不可能かも関係なく、それぞれの意思を大事にした。みんなが未来の羽生結弦君や浅田真央ちゃんに見えたと言ったら、先生バカもすぎるが、そう思わせるくらいの可能性を感じさせてくれるのが子どもであり、私たちの財産なのだ。大ホールに多くの方がご来場下さり、コンクールの時期には聞かれない、個性が見事に開花した演奏が続いた。兵庫三田ピアノアカデミーにこめた、本当の私の願い。」

 

 

赤松さんよりメッセージ

東京・神戸・北海道・ハンガリーを拠点にぐるぐる。東日本大震災の後、「被災地にピアノを届けるネットワーク」をこつこつ続けており、これまでに3台のピアノを贈ることができました。実家のある三田では、兵庫三田ピアノアカデミーを開催して2年目。音楽がなにかの希望になると信じています。まだまだ暑い毎日ですが、皆様どうぞご自愛下さい。

秋以降のレッスンスケジュールについては9月上旬に平瀬楽器さんのホームページでご確認ください。
平瀬楽器さんホームページ http://hirasemusic.net/

赤松林太郎さん新譜リリース情報
2014年4月リリース 「ふたりのドメニコ」CD2 CDジャケット
レーベル:KING INTERNATIONAL

 

 

 

 

赤松林太郎さ赤松さんんプロフィール

1978年大分生まれ、2歳よりピアノとヴァイオリンを、6歳よりチェロを始める。幼少より活動を始め、5歳の時に小曽根実氏や故・芥川也寸志氏の進行でテレビ出演。10歳の時には自作カデンツァでモーツァルトの協奏曲を演奏。1990年に第44回全日本学生音楽コンクールで優勝して以来、国内の主要なコンクールで優勝を重ねる。1993年には仙台市教育委員会より平成5年度の教育功績者に表彰される。1996年の第1回浜松国際ピアノアカデミーに参加、最終日のアカデミーコンクールにてファイナリストに選抜される。

 

神戸大学を卒業後、パリ・エコール・ノルマル音楽院にてピアノ・室内楽共に高等演奏家課程ディプロムを審査員満場一致で取得(室内楽は全審査員満点による)。ピアノを熊谷玲子、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、フランス・クリダ、ジャン・ミコー、ジョルジュ・ナードル、ゾルターン・コチシュ、室内楽をニーナ・パタルチェツ、クリスチャン・イヴァルディ、音楽学を岡田暁生の各氏に師事。

2000年に第3回クララ・シューマン国際ピアノコンクール(審査員にはマルタ・アルゲリッチやネルソン・フレイレなど)で第3位を受賞した際、Dr.ヨアヒム・カイザーより「聡明かつ才能がある」と評された。国際コンクールでの受賞は10以上に及ぶ。

デュッセルドルフ、パリ、ブダペストのヨーロッパ在住中、数々の音楽祭やリサイタルに出演。これまでの主な公演は、ニューヨーク(1993)、サンクトペテルブルク(2000)、デュッセルドルフ(2001/2013)、台北(2002)、パリ(2003-2005)、第6回別府アルゲリッチ音楽祭(2004)、ローマ(2005)、ブダペスト(2005-2007)、フラスカーティ(2007)、ボゴダ(2010)、ウィーン(2013)など10か国以上に及ぶ。

日本では年間60回のコンサートを行い、東京交響楽団やロイヤルメトロポリタンオーケストラなどと共演。NHK交響楽団や東京フィルハーモニー管弦楽団などのメンバーと室内楽も行い、多くの公開録音で音源(YouTube)に残している。

200名近い生徒を抱えており、国内外の主要なコンクールで多くの受賞者を輩出。審査員やマスタークラスの講師はもちろん、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持っている。「美しいキモノ」ではモデルも務める。日本音楽表現学会、日本フォーレ協会、関西ハンガリー交流協会の各会員。全日本ピアノ指導者協会正会員。2010年ピティナ新人指導者賞、2012年よりピティナ指導者賞(特級グランプリなど輩出)。2014年より日本リスト協会専務理事。

 

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